来るとは言い切れぬ未来で待ち合わせ

日々の出来事について適当に書いています

令和7年函館旅行1/2

令和7年5月18日~19日で函館市に旅行に行って来た。


函館と言えば、自分が小学生の頃の修学旅行と25歳くらいの時に友達と言ったくらいで、さらに子どもを連れて行くとなると全く初めてということになる。


なんとなく、函館と言えばここだろうというイメージはあったけどせっかくだからと、職場の隣の席の同僚になんとなくお勧めのスポットを聞いてみたところ、あれよあれよと話が繋がって、かなり沢山の人から函館講座を賜ることとなった。美味しい食べ物のお勧めはかなり有難く、今回の旅行の軸になったような気はする。


ただ本当に沢山の人から話を受けたので「失敗できない感」は高まり、また完全に自分の中のことではなるのだが、可能なことなら満遍なく全員のお勧めを網羅できるように配慮が必要かなと思ってなかなか自由きままな旅行というわけにはいかなくなった。

早朝新幹線に乗ってからまずは五稜郭タワーに行き、展望台に登った。景色は凄いが高所恐怖症ゆえに足がすくんで目がくらむ。道路を走っている車が本当にミニカーのようで、これで展望台の高さが90メートルだというのだから、350メートルだというスカイツリーに登ったらどんなことになってしまうのだろうと、恐怖を覚えた。

無事地上に降りてから、五稜郭の公園で「ゴールデンカムイ」終盤に出てきた井戸を見つける(本当に「こんなもんか」と思えるほど何の変哲もない井戸の跡だった)。その後、有名店ラッキー・ピエロで昼ご飯を食べる。悩みまくったあげく、結局無難に人気№1のチャイニーズチキンバーガーにしてしまうのが保守的だなと思うも、やはり美味しかったのでこれでOKだ。


バーガーを食べたら駅前に移動して「はこだてみらい館」で遊ぶも、この時点でもうヘトヘト過ぎて自分はソファに座って昼寝せざるを得なかった。缶コーヒー飲んでも眠い。


この時点でまだ午後2時半だが、一旦ホテルにチェックインして一息ついたのち、また気合を入れてロープウェイで函館山に登る。またしても、景色は素晴らしい。あとはとにかく寒かった。7歳息子が売店で柴犬のぬいぐるみを買って、自分が「ロープ・ウェイ太郎」という名前をつけてあげたら大ヒンシュクを買ってしまった。

夜景が極まって人が混雑する前に早めに下山して、晩御飯でジンギスカンを食べてこの日は終了した。夜の時点で息子は「朝市でイカ釣りをやりたい」と言っており、本当に遊びに関しては子どもは疲れ知らずなのだな、と思った。続く。

中1娘の運動会で、自分が相当記憶を失っていることに気づく

令和7年5月17日土曜日。この日は今年度で中学1年生になった娘の運動会があったので見学に行って来た。


まず思ったのがそういえば自分が中学校の時って、親は運動会なんて見に来てたかな?ということ。クラスの仲間と応援ばっかりやってたのと、自分が陸上部だったので、日ごろ特にうだつの上がらない2軍の自分がいきなりトップクラスに目立てるという、テンション高まるイベントではあったけど、そこに親がいたなという記憶は全くない。


現場はやはり、生徒の数に対して親の数は少なかった。結構ギリギリに到着したにも関わらず敷物をほぼ最前列に敷くことが出来て、7歳小学2年生の息子と一緒に娘を応援するには最高のコンディションとなったが、徒競走で一発目で娘が登場してダントツの最下位になったら、あとはもうしばらく出番がなく、飽きる息子の相手をするのが大変だった。


中学生の運動会というものを本当に久しぶりに観たら、応援合戦が盛り上がっていて良かった。応援合戦は、かなり自由度が高いように感じ、色によってダンスあり歌あり寸劇ありと個性的だ。自分が中学生だった時は…これまた、記憶がすっぽりないけれども、お決まりのエールをやって、ちょっとだけオリジナルの(と言っても毎年使いまわしの)動きをやって終わっていたような気がする。


また、やはり最後の見どころ選抜リレーは熱かった。おそらく運動部の、様々な俊足たちが一同に介するので応援にも熱が入って我々父兄も手に汗握る。明らかに走るプロ、陸上部だろうと思われる数人がいて、彼らはもうビュンビュン飛ばして周りの選手を圧倒しており、本当に30年前の自分を見ているようでなんか非常に嬉しい気持ちになった。


全種目終わって、閉会式が終わったのがなんとお昼前。コロナの時に時短運営に切り替わって障害物競争はなくなったのかな、と感じたところ、頭をひねってもそもそも自分が中学だった時に障害物競走ってあったかなと、やっぱり記憶から無くなっている。


娘の運動会を見て楽しかったなという感想を持ったと同時に、かなり無意識に、想像以上に中学時代の記憶って残っていないんだなと、自分自身にもショックを受けた一日となった。

誤チェストにごわす

最近読んだ山口貴由「衛府の七忍」の感想。


あの名作「シグルイ」を描いた作者の漫画なので絶対読むべきだったものを、今までなんとなく放置していた。TSUTAYAで借りるものがなくなったなと思ったところに目についたので、特に期待することもなく1巻を手に取ったところ、あまりに内容が面白く、次の週には一気に最終巻10巻までを借りて読んでしまった。


徳川家康に恨みを持ちながら死んでいった者たちが鬼の怨身忍者となり、江戸幕府に立ち向かうという話で、7人の鬼がオムニバス形式で紹介されていき、終盤に一同に集まるところはかなりテンションが高まる。作者ならではの残虐表現は相変わらずだが、絵にとてつもない勢いを感じるのと、シリアスなギャグが素晴らしかった。


宮本武蔵を探すために、道行く侍に切りかかり試すようなことを繰り返す薩摩のキャラクターたちがおり、もう何人目にもなる辻斬りを行った後に「誤チェストにごわす」「またにごわすか!?」と言った流れは本当に笑ってしまった。チェストするという言葉の感じがなぜなのか、妙に面白い。


またこの作品では手塚治虫が多用していたスターシステムを取り入れていて、作者の過去作品に登場したキャラクターが、設定を変えて再登場しているのも熱い。ていうか自分の場合だとシグルイのキャラクターくらいしかわからなかったが。源之助は全然設定が違うものの、手の甲で敵を殴るシーンなど懐かしくてかなり良かった。


残念なのが、せっかく主人公が集まったと思ったら、それだけであっさりと作品が終わってしまったことだ。漫画家にインタビューする番組「漫道コバヤシ」を見たところ、作者としては恨みを持った鬼が幕府と対峙するという話がメインであったのに、途中に書いていた宮本武蔵や沖田総司の戦いが人気となり、作者自身も乗ってしまったために、これはもう続けられないと思ったという、そんなようなことを語っていた。


自分の作品にかなりのこだわりをお持ちだったんだなあ、と思うと同時に、やっぱり肝心なところで終わってしまったなというがっかり感は残る。

令和7年5月10日弘前市さくら野でアイスとカレー

令和7年5月10日土曜日。今日は12歳娘と7歳息子を連れて、弘前市へお出かけしてきた。


今日の目的はアイスだ。職場の人が読んでいた情報冊子にデパート「さくら野」の一階にあるアイス屋「まいにち、ほっかいどう」の広告が掲載されており、10パーセントオフの半券を貰ったのでそれならばということで。それくらいの用事しかなかったが家にいたらyoutubeのショート動画を無限に観て一日が終わってしまう。


10時ジャストに到着していきなり店に突撃すると、ソフトクリームの準備に5分かかるということで一旦退店して、4階のUFOキャッチャーコーナーに行く。ここでしっかり散財して(3人で1,000円)、時間もそこそこ経過してから改めてソフトクリームを食べた。見た目しっかりしていて、さすが、北海道というだけあってかなりのミルク感!で美味しかった。


アイスを食べて一息ついてから車で10分の場所にある弘前城へ。今年も桜まつりには行けなかったものの、せめて雰囲気でも体験しようという思いがあったのと、先ほど食べたアイスのカロリーをしっかり消費しようとしたため。子らに城内の地図を渡してテキトーに散策してたら、桜ももうほとんど残っていないというのに、外国の方や関西弁の方など観光客がいっぱいいて、さすがお城の魅力は凄いなと思った。


そうこうしているうちにお昼時になったので、さっきアイスを食べたデパートに再び戻って、目をつけていたカレー屋さんに入った。辛さを「0辛~10辛」まで選べるということで、自分は標準的な辛さだという「1辛」のカツカレーとし、子どもらは「0辛」としたのだが、家のカレーで中辛とかで満足している自分にとっては「1辛」ですでに猛烈な辛さ!これこそが本場のインドカレーなのか。

7歳息子の「お子様カレー」は辛さが全く無くて良かったが、12歳娘のカレー(0辛)もしっかり辛くて完食できなかったのが無念だった。次回食べる時は「チキンバターカレー(甘口)」というメニューがあったのでそれにしようと思う。


カレー食べてからまたしてもブラついて青森市に帰宅。いつも通り、しっかりなんてことない一日を過ごせたなと感じている。

令和7年4月のこと

2005年から2025年3月まで別な場所でずっとブログをやってきて、初めて1か月、ブログを書かない期間になったのが4月だった。


書くことが無いし相当適当にやってたとは言え、さすがに20年もブログを続けてきたので、「書かなくてもいい」期間が1か月も続くとあれこれ気づきがあるもので、日ごろ過ごしてて何か出来事があると無意識に「あ、これはブログに書けるな」とか感じることはあった。直後、そういえば今はブログをやってなかったんだな、と思ったのだが、ちょっと心に引っかかる勿体なさはあった。


そこで、まだ記憶があるうちにブログを書いていなかった4月中の出来事で印象的だったことを3点だけ記しておくこととする。


①我が家に2段ベッドが到着して一日がかりで組み立てる

これまで使っていたベッドが駄目になったので粗大ゴミに出して、代わりに2段ベッドを購入した。やってもやっても組み立てが終わらず地獄だった。説明書が直感的で大分わかりやすかったものの序盤で「あれ、RIPSこの作業はなぜ今やらなくてもいいのだろう」とか、「なんでこうするのだろう」という疑問が、3工程後くらいに伏線回収とばかりに明らかになるので、やはり最初に一通り説明書は読んでおくべきなのだろうな、と思った。


②RIPSLYMEにPESとSUが戻り活動再開

2021年11月に、PESがメンバーと仲たがいして脱退したというニュースと、PESの「彼ら3人には何度も心を折られているので、また同じステージに立つことは想像すら出来ません」というコメントに大変なショックを受けていたが、1年限定でこのたび復活すると。こんな日が来るとは思わなかったので本当に嬉しい。


復帰作の「どON」は、カッコいいはカッコいいのだが、できればもうちょっと彼ららしいキャッチ―なやつで華々しいやつが良かったなあと思わないこともない。イルマリがyoutubeで沢山曲を作ってある的なことを言っていた気がするので、たった1年かもしれないけど応援したい。これを機にと、車でリップを流しまくったら12歳娘が「黄昏サラウンド」を気に入って口ずさんでいる。

「どON」のMV(youtube


③ダウンタウンが7月を目途に活動再開

最近のキャンセルカルチャーっつーのか、ホコリがあれば死ぬまで叩いてやれという風潮が本当に大嫌いだ。自分が多感な時代に青春を捧げたダウンタウンがこんなことで強制的に排除させられてしまうのかと、がっかりきていたところに復帰のニュースが。嬉しすぎる。


ダウンタウンチャンネルは絶対に登録しようと思う。なんでも、新しいコンテンツのほか過去の「ごっつ」や「松伸」とかが見れるようになるとか?さすがに2025年になって昔の番組を観るとキツいところもあるかもしれないけれども、若りし頃の松ちゃんを観れば当時を懐かしむことはできる気がする。個人的にはHEY!HEY!HEY!のトーク部分とワールドダウンタウンが見たい。